お久しぶりの更新になってしまいました。
今回は点滴についての記事を書いていきたいと思います!
NICUに初めて入って、生まれたばかりの赤ちゃんに点滴がついていた・・とショックを受けるお父さんお母さんはとても多いです。
それは当然の気持ちだと思います。
しかし点滴は赤ちゃんの命を守る大切なものでもあるのです。
点滴って何のためにするの?
点滴の目的はいろいろありますが、主な理由としては
①水分や栄養をとるため
②薬をとるため
③輸血をするため
の3つです。ひとつずつ解説していきます。
①水分や栄養をとるため
早く生まれた赤ちゃんや、体調が悪い赤ちゃんは自分でミルクを飲むのが難しい場合が多々あります。
(大人も具合が悪いと食欲が落ちますよね)
また、消化が追い付かないことも多いので脱水や低栄養状態にならないように点滴をする必要があります。
②薬を投与するため
大人のように飲み薬もありますが、口からミルクを飲むのが難しいような状態で薬をしっかり飲むことは難しいですね。
もちろん点滴でしか投与できない薬もたくさんあります。
また、点滴が入っていれば点滴の管から注射薬が入れられるので、毎回注射として針を刺さなくて済む、というメリットもあります。
③輸血をするため
NICUでは貧血の赤ちゃんも多く輸血をすることも多いです。輸血をするときは点滴の確保が必要となります。
点滴には種類もたくさんあり、書ける内容もたくさんあるのでいくつかの記事に分けていきますね。